今回は賃貸借契約書の重要項目チェックリストについてご紹介です。

今後お引越しを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね( * ^ ^ * )

■そもそも賃貸借契約書とは？

賃貸借契約書とは、貸主と借主間の賃貸借関係を法的に明確にするための文書です。

賃貸借契約を締結する際には、賃貸借契約書に署名・捺印をします。

賃貸借契約書を取り交わせば、契約成立です。

ただ、入居後のトラブルを避けるためには、契約前にこれらの項目を十分に理解し、

不明な点があれば事前に確認することが大切となります。

■賃貸借契約書のチェックポイントは？

1. 契約当事者の情報

   貸主と借主と管理会社の氏名、住所、連絡先情報を確認しておきましょう。

   とくに、管理会社の連絡先は入居後にトラブルが起きたり、設備の修繕について相談する際に必要です。

   できれば電話帳に登録しておくようにしましょう！

   
   

2. 物件の詳細

   住所、部屋番号、間取り、設備のリストなど。

   これから借りようとしている物件の情報と一致しているか確認しておきましょう。

   
   

3. 契約期間

   契約の開始日と終了日。

   更新に関する条件や、更新時にかかってくる費用、自動更新の有無も確認します。

   
   

4. 賃料と支払い方法

   月額賃料、支払い期限、支払い方法（銀行振込、クレジットカードなど）。

   遅延損害金の有無とその金額も重要です。

   とくに、家賃の支払い期日を間違えると滞納に繋がる恐れがあるため、しっかり確認しましょう！

   
   

5. 敷金・礼金

   敷金と礼金の金額、返還条件、返還される場合の手続き。

   
   

6. 契約の解約・違約金

   契約解除の条件、解約予告期間、違約金の有無。

   解約条件や違約金については、入居後のトラブルの原因になりがちな部分です。

   とくに、解約したいときはいつまでに連絡すべきかについては、きちんと確認しておきましょう！

   
   

7. 修繕と維持管理

   物件の修繕に関する責任の分担、定期的なメンテナンスに関する取り決めについて。

   「電球交換は誰がするのか」「水漏れがあったらどこに連絡したらいいか」

   「設備が故障したらどこに連絡して、費用は誰が負担するのか」

   入居後に慌てたり、余計な出費を出さないためにも、しっかり確認しておきましょう！

   
   

8. 禁止事項

   ペットの飼育、楽器の演奏、改築・改装などの禁止事項。

   
   

9. 退去時の条件

   原状回復義務、クリーニング費用の負担、退去時のチェックリスト。

   賃貸物件を退去するとき、借主には物件を元の状態に戻してお返しするという原状回復義務があります。

   トラブルを避けるためにも、解約時の原状解約義務をはじめ、借主が負担すべきものについても

   しっかり確認しておきましょう！

   
   

10. 特記事項

    その他の特別な取り決めや条件がある場合、それらが記載されます。

    
    

    
    

これらの項目は契約書によって異なる場合がありますが、一般的には上記の項目が含まれています。

契約前にこれらの項目を十分に理解し、不明な点があれば事前に確認するようにしましょう！