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ハザードマップって何?注意すべき点を解説

ハザードマップって何?注意すべき点を解説

2024/07/11

今回はハザードマップって何?注意すべき点を解説していきたいと思います。

ハザードマップについてわからないときに参考にしてください。





・ハザードマップとは

自分の住んでいる地域や会社周辺で台風、大雨、自陣といった災害が起きたとき、

どこにどのような危険があるか、また災害が起こった場合どこに避難したらよいか

というじょうほうを地図上でまとめたものです。


・ハザードマップの種類


1.洪水ハザードマップ

大雨などが原因で堤防が決壊してしまった場合、浸水する恐れのある範囲や

浸水の深さを知ることのできるもの。


2.内水ハザードマップ

内水ハザードマップの内水(ないすい)とは、大雨などが原因で下水道の雨水排水能力を超えてしまった場合、河川等の公共の水域に放流することができなくなり、浸水することを言います。


3.高潮ハザードマップ

高潮ハザードマップの高潮とは、台風や発達した低気圧により高波やうねりが発生し、海面の高さが通常よりも高くなる現象のことを言います。
特に高潮が満潮の時間に重なると大きな被害が出る可能性があるため、高潮で浸水の恐れのある地域に住んでいる場合は、大雨や台風発生時には満潮の時刻も確認しておくことが大切です。


4.津波ハザードマップ

津波ハザードマップの津波とは、地震などが原因で海水が大きな波になり、沿岸に打ち寄せられる現象のことです。
津波ハザードマップの内容は作成される自治体によって内容が異なる場合がありますが、主に海抜、浸水予想区域、高台の方向、避難経路、避難場所などが記載されています。


5.火山ハザードマップ

火山の噴火によって起こる噴石の落下、火砕流、泥流、土石流、火山ガスの発生、噴煙などにより被害を受けつ危険性が高い地域が記載されています


6.宅地ハザードマップ

造成された土地で大雨が発生した場合、被害が起こる可能性がある地域を記載したものです。


7.地震危険度ハザードマップ

地震に関するハザードマップは3つに分かれている。

「ゆれやすさマップ」、「地震危険度マップ」、「液状化危険度マップ」

ゆれやすさマップは南海トラフ地震が起きたときに想定される震度を予想したもので、地震危険度マップは、ゆれやすさマップから建物にどれだけの被害を受ける可能性があるかを地図上に記載されている地域の建物が全壊する割合で示したものです。
全壊率の高い地域は建物が大きなダメージを受ける可能性が高いため、必要に応じて耐震診断や耐震工事を検討する必要があります。


・ハザードマップの使い方

入手して手元に置いておくだけでは不十分です。ハザードマップを効果的に役立てる方法を紹介します。

・災害時別に自宅や会社周辺の危険箇所を把握すること

・災害ごとに避難のタイミングと避難所を確認しておく。


まとめ

地域住民の人的被害を防ぎ、命を守るために作られるのがハザードマップです。
ハザードマップの意味や地域の災害のリスクを把握しておくことで、万が一の災害でもスムーズに避難することができるでしょう。
そのためにも、ハザードマップの役割を理解し、自宅や会社周辺の危険箇所を確認しておくことが大切です。